小中高校に対する政府の休校要請がなされた中で、2月28日に出入国在留管理庁が「日本語教育機関における新型コロナウイルス感染症の対応について」を発表しました。それにより3月3日から新型コロナウイルス対策のため、休校になる日本語学校が多数出ています。しかし、そこで働く非常勤の日本語教師の給与が補償されないケースが、ある調査では7割にも上っています。
ただでさえ労働条件が悪く、雇用契約書なし、労働条件通知書なし、就業規則なしが当たり前のブラック業界で、このまま賃金支払いがうやむやに推し進められてしまう危険があります。その上、コロナウイルスによる休校が続いたまま春休みに入ると、3月の収入がゼロになってしまいます。さらに、4月の新入生の来日が不透明さを増すなか、4月からの雇用の心配さえ出始めています。
外国人材の受け入れに舵を切った日本にとって、これからますます必要かつ重要となる日本語教師ですが、このような悪条件の中で働いていることは一般に知られていません。日本語教師の声を政府や関係機関に届け、コロナウイルス対策の休校に伴う賃金補償を行うよう政府に求めます!
日本語教師の皆さん、ぜひご参加ください!